11月23日、自立支援団体はやぶさでは、ガチャシミュレーションを用いてネットトラブルとマネーリテラシーを学ぶ取り組みを行いました。
オンラインゲームでは、課金をめぐるトラブルが毎年のように報告されています。
今回は実際の確率に近いガチャシミュレーションを体験し、「欲しいアイテムを手に入れるにはどれくらいの金額がかかるのか」を体感してもらいました。
特にクレジットカード決済は、短時間で大金を使ってしまっても実感が薄いという特徴があります。
実際に起きた高額課金のトラブル事例も紹介し、仕組みを理解することの大切さを伝えました。
しかし、課金は“悪”ばかりではありません。
ゲーム制作会社にとって課金は重要な収益源であり、
• 新しいゲームを開発するための資金
• サービスを継続するための運営費
• 頑張るスタッフの給与
など、多くの人の努力を支える大切なお金でもあります。
大事なのは「仕組みを理解したうえで、無理のない範囲で楽しむこと」。
今回の学びを通して、参加者も“課金の良い面・リスクの両方”を考えながら、賢く向き合う姿勢が育っていると感じました。
はやぶさではゲームを遊びとしてだけでなく、社会を理解し、自分で選択できる力を育てる教材として活用しています。
これからも、ネット・お金・人間関係など、生活に密着したテーマを取り上げながら、安心して未来をつくる力をサポートしていきます。

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