【特別授業レポート】現役eスポーツプレイヤーが語る「ゲームを仕事にするということ」~小学4年生向け出前授業~

先日、私たちは小学4年生の児童を対象に、現役のeスポーツプレイヤーを招いた特別授業を実施しました。プロゲーマーとして現在も活動を続けている方から、**「ゲームを仕事にするとはどういうことか」**というリアルなお話を子どもたちに伝えていただきました。

子どもたちにとって「プロゲーマー」「ゲーム実況者」「ストリーマー」といった存在は、憧れの職業のひとつ。しかし、表面だけを見ると「好きなことをして楽しくお金を稼いでいる」ように見える一方で、現実には想像以上の努力・競争・不安定さがあるということはあまり知られていません。

授業では、eスポーツの世界で求められること、日々の練習時間、生活の不安定さ、引退の早さ、精神的なプレッシャーなどを、実体験をもとにリアルに伝えていただきました。

特に印象的だったのは、
• 「ゲームが上手いだけではプロにはなれない」
• 「好きだけでは続けられないこともある」
• 「学校での学びも、実はとても大切」

という言葉に、子どもたちが真剣に耳を傾けていたことです。

授業後の感想には、

「プロって大変なんだと思った」
「勉強もがんばらないといけないってわかった」
「ゲームだけじゃダメなんだと知れた」
といった声が多く寄せられ、夢を否定せずに、夢の裏側にある現実にも目を向ける大切さを感じてもらえる時間となりました。

■ゲームは「使い方」で学びにも成長にもつながる

ゲーム=悪ではなく、「どう向き合うか」「どのように活用するか」で、子どもたちにとって学びのきっかけや自己理解の材料にもなります。

今回のような授業は、子どもたちが憧れの存在に直接触れ、現実とのギャップを理解しながら、自分の将来を考える力を育む機会となります。

PAGE TOP